【罠?】ソフトバンクエアー月月割|実質無料の仕組みと残債リスク解説

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【罠?】ソフトバンクエアー月月割|実質無料の仕組みと残債リスク解説

ソフトバンクエアーの「月月割」は、一人暮らしの方が月々の通信料金を抑える上で、必ず理解しておきたい重要な割引です。
この仕組みを正確に把握し活用すれば、ソフトバンクエアーをお得に利用開始できるのは間違いありません。

しかし、月月割の内容は少し複雑です。
端末代金実質無料」のカラクリや、割引が適用される条件、対象となる料金項目、そして解約時の注意点などを知らないまま契約すると、後々想定外の費用が発生する可能性も否定できません。

そこでこの記事では、元大手キャリアで5年間営業を経験した筆者が、一人暮らしの視点からソフトバンクエアーの月月割について徹底解説します。
基本的な仕組みからAirターミナル6と5の比較、具体的な料金シミュレーション、解約時に発生する端末残債の計算方法、他のキャンペーンとの併用可否まで、知りたい情報を網羅しています。

この記事を読むことで、月月割に関する疑問や不安は解消されるはずです。
そして、ご自身の利用状況や予算に合った最適なプランを選択し、納得してソフトバンクエアーを契約するための知識が身につくでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。

ソフトバンクエアー「月月割」とは?

ソフトバンクエアーの契約を考える上で「月月割(つきつきわり)」は重要なキーワードです。
特に一人暮らしの通信費を抑えたい場合、この割引の仕組みを理解することは必須といえます。
「どういう割引?」「本当に安くなるの?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。

ここでは、月月割の基本的な仕組みから、「実質無料」と言われる理由まで、分かりやすく解説します。

読み方は「つきつきわり」!Airターミナル購入者が対象の割引

ソフトバンクエアーの月月割は、専用端末「Airターミナル」を購入契約した方のみ対象の割引です。
レンタル契約では適用されません。
この「購入」が割引の必須条件で、一人暮らしの通信費節約の鍵となります。

Airターミナルを分割または一括で購入すると、毎月の利用料金から割引を受けられます。
初期費用を抑えたい理由でレンタルを選ぶ選択肢もありますが、月月割が適用されないため、月額料金は購入契約よりも高くなる傾向があります。
契約方法を考える上で、この点を理解することが必要です。

月月割は購入者向けの特典です。
長期的に見れば購入契約の方が総支払額を抑えられることが多い点を覚えておきましょう。

割引されるのは端末代金ではなく「月額基本料金」から

ソフトバンクエアーでよく聞く「端末代金実質無料」は、月月割の割引額と端末の分割支払額が同額に設定されているために実現する仕組みです。
これにより、割引期間中は端末代金の負担が見かけ上なくなります。

例えば、Airターミナル6を48回分割で購入すると、月々の分割支払額は1,485円です。
そして、Airターミナル6向けの月月割も同額の1,485円。基本料金から1,485円割引かれ、別途1,485円の端末分割金が請求されるため、プラスマイナスで相殺される形になります。

ただし、これはあくまで「実質」であり、「無料」とは異なります。
月月割は基本料金からの割引であり、割引期間中に解約すれば月月割は終了し、未払いの端末代金(残債)が発生します。

実質無料」は月月割と分割支払金の相殺によるものであり、割引期間を満了する前に解約すると端末残債が発生するリスクがあることを理解しておく必要があります。

【機種別】月月割の割引額と期間を徹底比較(Airターミナル6/5/4)

ソフトバンクエアーの月月割は、選ぶAirターミナルの機種によって割引額と適用期間が異なります。
一人暮らしで契約する際、最新のAirターミナル6か、旧機種の5かで、月々の料金や「実質無料」期間が変わるため、違いをしっかり把握しましょう。

ここでは主要機種の月月割内容を比較解説します。

Airターミナル6:月々1,485円割引が最大48カ月間

最新機種Airターミナル6の月月割は、月額1,485円の割引が最大48カ月間(4年間)適用されます。
長く最新機種を使いたい方には見逃せないポイントです。

この1,485円という割引額は、Airターミナル6を48回分割で購入した場合の月々の分割支払額と同額です。
そのため、48カ月間は端末代金の負担が実質的になくなります。

ただし、割引期間が4年と長いため、もし途中で解約すると端末残債が発生する期間も長くなる点には注意が必要です。

長期利用を前提とするなら、月々の負担を抑えつつ最新スペックを使えるメリットがあります。
Airターミナル6の月月割は、4年間の利用で端末代が実質無料になる長期利用者向けの割引設計と言えるでしょう。

Airターミナル5:月々1,980円割引が最大36カ月間

Airターミナル5の場合、月月割は月額1,980円の割引が最大36カ月間(3年間)適用されます。
コストパフォーマンスを重視するなら有力な選択肢となります。

Airターミナル5を36回分割で購入した場合の月々の分割支払額も1,980円と同額のため、36カ月間は端末代金が実質無料です。
Airターミナル6と比べると、割引期間は1年短いですが、月々の割引額自体はこちらの方が約500円高くなっています。

特に「SoftBank Air みんなおトク割」などのキャンペーンと組み合わせると、最初の2年間は非常に安い月額料金(2,970円 = 5,368円 – 2,398円)になります。

3年間で端末代金が実質無料になり、キャンペーン次第で短期的な費用を抑えられるのがAirターミナル5の月月割の特徴です。

Airターミナル4:月々1,650円割引が最大36カ月間

過去に提供されていたAirターミナル4の月月割は、月額1,650円の割引が最大36カ月間適用される内容でした。
現在(2025年4月)は新規での申し込み受付は終了している可能性が高いです。

Airターミナル4を36回分割で購入した場合の端末分割支払額も1,650円で、月月割により36カ月間は端末代金実質無料となる点はAirターミナル5と同様でした。
割引額はAirターミナル5より低く、Airターミナル6よりは高い設定でした。

もし中古端末などを利用する場合でも、月月割は端末購入が条件のため、基本的に適用されません。
これから一人暮らしでソフトバンクエアーを契約する際は、Airターミナル6または5の月月割を比較検討することになります。

Airターミナル4の情報は過去の参考情報とし、現在の契約では主にAir6かAir5の月月割を考慮すべきと理解しておきましょう。

月月割適用!Airターミナル6/5購入時のリアルな月額料金シミュレーション

月月割の仕組みを理解した上で気になるのは、「実際に毎月いくら払うのか?」という点でしょう。

ここではAirターミナル6と5を分割払いで購入した場合の、月月割や公式キャンペーン割引適用後のリアルな月額料金をシミュレーションします。
一人暮らしの家計管理のためにも、具体的な金額を把握しておきましょう。

Air6(48回払): 4年間ずっと月額4,950円!料金内訳と割引詳細

最新機種Airターミナル6を48回払いで購入した場合、月月割と「Airターミナル6 デビュー割」により最初の4年間は月額4,950円で利用可能です。

料金内訳は以下の通りです。

基本料金5,368円
月月割-1,485円
デビュー割-418円
端末賦払金+1,485円
合計
(48カ月目まで)
4,950円

月月割と端末賦払金が同額で相殺され、端末代は実質無料となります。
4年間料金が変動しないため、長期で安定して使いたい一人暮らしの方には分かりやすいプランと言えるでしょう。

最新スペックのAirターミナル6を、最初の4年間は月額4,950円という固定料金で利用できる点が大きなポイントです。

Air5(36回払): 最初の2年驚きの月額2,970円!ただし注意点も解説

Airターミナル5を36回払いで購入すると、月月割に加え「SoftBank Air みんなおトク割」適用で、最初の2年間は月額2,970円という非常に安い料金になります。

料金内訳は以下の通りです。

基本料金5,368円
月月割-1,980円
みんなおトク割-2,398円
端末賦払金+1,980円
合計
(24カ月目まで)
2,970円

月月割と端末賦払金による実質無料期間は36カ月ですが、「みんなおトク割」の大幅割引は24カ月で終了します。
そのため、25カ月目以降は料金が変動する点に注意が必要です。

一人暮らし開始時の費用を抑えたい場合、最初の2年間の月額約3,000円は大きなメリットですが、割引期間終了後の料金変動を理解しておくことが重要です。

要注意!割引終了後の月額料金は5,368円に【Air6/5比較表付き】

月月割やキャンペーン割引が終了すると、月額料金は基本的に元のプラン料金5,368円に戻ります。
割引期間後の料金も把握しておくことが大切です。

各機種の料金推移は以下のようになります。

Airターミナル6(48回払い)

  1. デビュー割:1〜48カ月目まで
  2. 月月割:2〜49カ月目まで

Airターミナル5(36回払い)

  1. みんなおトク割:1~24カ月目
  2. 月月割:2〜37カ月目まで
期間Airターミナル6 (48回払い)Airターミナル5 (36回払い)
1~24カ月目4,950円2,970円
25~36カ月目4,950円5,368円
37~48カ月目4,950円5,368円
49カ月目以降5,368円5,368円

割引期間中の安さだけでなく、割引終了後の月額5,368円も考慮して、ご自身の利用計画に合った端末を選ぶようにしましょう。

なぜ「端末代金実質無料」になる?月月割の仕組みを解説

ソフトバンクエアーの広告でよく見る「端末代金実質無料」。
一人暮らしで初期費用を抑えたい方には魅力的に聞こえますが、「本当にタダ?何か裏があるのでは?」と疑問に思うかもしれません。

この「実質無料」のカラクリは、月月割の仕組みを理解すれば見えてきます。
その核心部分を分かりやすく解説しましょう。

ポイントは「月月割の割引額」=「端末の分割支払額」

ソフトバンクエアーの端末代金が「実質無料」になる最大の理由は、多くの場合「月月割の割引額」と「Airターミナルの分割支払額」が同額に設定されているからです。

例えば、Airターミナル6を48回払いで購入する場合、

  • 月々の分割支払額:1,485円(税込)
  • 月月割の割引額:1,485円(税込)

となり、ピッタリ同額です。
Airターミナル5(36回払い)でも、分割支払額と月月割は共に1,980円(税込)で同額に設定されています。

この「割引額=分割支払額」という仕組みにより、月月割が適用されている期間中は、端末代金の支払い負担が見かけ上なくなるため、「実質無料」と表現されるわけです。

「実質無料」の鍵は、月月割の割引額と端末の分割支払額が同じ金額に設定されている点にあると理解しておきましょう。

あくまで基本料金からの割引!端末代金が0円になるわけではない

「実質無料」を理解する上で非常に重要なのは、月月割はあくまで「月額基本料金」から割り引かれるという点です。端末代金自体が0円になるわけではありません。

筆者がインターネット回線の営業をしていた頃も、「端末代がタダになるんですよね?」というご質問はよくありました。
しかし、請求明細を見ると、「基本プラン料金」から月月割が引かれ、それとは別に「端末分割支払金」が請求されているのが分かります。

ソフトバンクから見れば、ユーザーは端末代を分割で支払い、その代わりに通信サービスの基本料金を割り引いている、という構図です。
この点を理解していないと、月月割期間終了前に解約した場合、「無料じゃなかったの?」と残債請求に驚くことになります。

端末代金が直接値引きされるのではなく、基本料金から割引される仕組みである、と明確に認識しておくことが後々のトラブルを防ぎます。

月月割と端末賦払金の相殺イメージ

月月割と端末の分割支払金(賦払金)がどのように作用し「実質無料」に見えるのか、具体的な料金の流れでイメージすると分かりやすいでしょう。

Airターミナル6(48回払い)の場合で見てみます。

  1. 基本料金が発生: +5,368円
  2. 月月割が適用: 基本料金から -1,485円
  3. 端末代金が請求: 分割支払金として +1,485円

請求内では 「+5,368円 – 1,485円 + 1,485円」という計算になります。

ここで「-1,485円(月月割)」と「+1,485円(端末賦払金)」が金額的に相殺されるため、端末代金の負担がプラスマイナスゼロに見えるわけです。
実際には他の割引(例:デビュー割 -418円)も適用され最終請求額が決まります。

このように、月月割による基本料金割引と、別途請求される端末分割支払金が金額的に相殺されることで「端末代金実質無料」が成り立っています。

月月割が適用されるのは購入契約のみ!レンタル契約との違い

ソフトバンクエアーの端末入手方法は「購入」と「レンタル」がありますが、お得な「月月割」が適用されるのは購入した場合のみです。
一人暮らしで初期費用を抑えたいからと安易にレンタルを選ぶと、月月割の恩恵を受けられず、結果的に月額料金が高くなる可能性があります。

ここでは月月割の適用条件と、両契約の決定的な違いを解説します。

必須条件:Airターミナルを分割または一括で購入すること

月月割の適用を受けるための絶対条件は、Airターミナルを「購入」することです。
分割払いでも一括払いでも構いません。

多くの方が分割払いを選ばれますが、これは月月割で端末代負担が実質的になくなるためです。
例えばAirターミナル6(71,280円)を48回払い(月1,485円)にし、同額の月月割(月1,485円割引)が適用されれば、4年間は端末代負担を感じずに利用できます。

一括購入でも月月割は適用されます。
最初に端末代を支払いますが、割引は毎月の基本料金から最大48カ月(Air6の場合)または36カ月(Air5の場合)引かれます。

重要なのは「レンタル」ではなく「購入」を選ぶこと。
これが月月割適用の必須条件であり、割引を受けるためのスタートラインとなります。

レンタル契約(月額539円)の場合は月月割の対象外

Airターミナルをレンタルで利用する場合、月月割は一切適用されません。
レンタルは月々539円のレンタル料が基本料金に上乗せされます。

初期費用がかからない点は魅力に見えるかもしれませんが、月月割が適用されないのは大きなデメリットです。
購入なら相殺されるはずの端末代金分の割引(例: Air 6なら月1,485円)が受けられない上に、追加でレンタル料(539円)を支払うことになります。

さらに注意点として、現在レンタル提供されているのは旧機種「Airターミナル4」のみです。
5G対応のAirターミナル5や最新のAirターミナル6はレンタルできません。

レンタル契約は月月割の対象外であり、利用できる端末性能も限られ、追加料金も発生するため、購入契約とは大きく異なる点を理解しておく必要があります。

レンタルは割高?購入契約との月額料金・総費用を比較検証

月月割が適用されないレンタル契約は、結果的に月々の総支払額が高くなる傾向にあります。
通信費を抑えたいなら無視できない差です。

具体的な料金を比較してみましょう。(割引適用期間中の料金例)

契約形態端末月額合計(概算)備考
レンタル契約Airターミナル45,907円基本料金5,368円 + レンタル料539円
購入(48回)Airターミナル64,950円~48カ月目 (月月割+デビュー割適用)
購入(36回)Airターミナル52,970円~24カ月目 (月月割+みんなおトク割適用)

※Airターミナル5購入は25カ月目以降5,368円

比較すると、レンタル契約は購入契約の割引期間中より月々約950円~2,900円以上も高くなります。
初期費用不要のメリットはありますが、長期的な料金負担は購入契約の方が軽い可能性が高いと言えるでしょう。

月月割の有無を考慮すると、月額料金は購入契約の方が安くなる傾向があり、特に割引キャンペーン適用期間中は大きな差が出ます。

【重要】解約すると月月割は終了!端末代金の残債が発生するケースとは?

月月割のメリットを見てきましたが、解約時の注意点も理解しておく必要があります。
最も重要なのは、解約すると月月割も終了し、タイミングによってはAirターミナルの「残債」が発生する可能性があることです。
どのような場合に残債が発生し、どうすれば回避できるのか、詳しく見ていきましょう。

SoftBank Airを解約した時点で月月割の割引もストップ

ソフトバンクエアーを解約すると、その時点で月月割による基本料金からの割引も完全に停止します。
これは最も基本的なルールとして覚えておく必要があります。

月月割は、ソフトバンクエアーの利用継続を前提とした割引サービスです。
そのため、引っ越しなどで解約が必要になった場合、解約手続き完了と同時に割引は終了します。
例えばAirターミナル6(48回払い/月1,485円割引)を20カ月で解約した場合、残りの28カ月分の月月割は受けられなくなります。

実質無料」の恩恵は、あくまで割引期間中に使い続けることで得られるものです。

解約すれば月月割の割引も終わる、というシンプルな事実を理解しておくことが、解約時の想定外の請求を防ぐ第一歩となります。

割引期間(48カ月/36カ月)満了前に解約すると残債が発生

Airターミナルの残債が発生するのは、月月割の割引期間(Air 6なら48カ月、Air 5なら36カ月)が終わる前にソフトバンクエアーを解約した場合です。

思い出してください、「端末代金実質無料」は月月割(基本料金割引)と端末分割支払金が同額で相殺される仕組みでした。
解約で月月割がストップすると、この相殺関係が崩れます。
しかし、端末の分割払いはまだ残っているため、解約後も残りの分割金を支払う義務が生じます。
これが「残債」の正体です。

例えばAir 6を24カ月で解約した場合、月月割はなくなりますが、端末代金の支払いは続きます。

月月割の割引期間を満了する前に解約すると、残りの端末分割支払金を支払う必要が生じ、これが残債となる点をしっかり理解しておきましょう。

割引期間満了後に解約すれば端末残債の心配は不要

逆に、月月割の割引期間が満了した後でソフトバンクエアーを解約すれば、Airターミナルの残債を心配する必要はありません。

これは、月月割の割引期間と端末の分割支払い期間が一致しているためです。
期間満了時には、割引と支払いの両方が完了します。

具体的には以下のタイミングです。
(※課金開始月を1カ月目としてカウント)

  • Airターミナル6(48回払い): 49カ月目以降に解約
  • Airターミナル5(36回払い): 37カ月目以降に解約

このタイミングで解約すれば、月月割の恩恵を最大限受けた上で、端末代金の追加請求は発生しません。

解約を検討する際は、ご自身の月月割期間を確認し、可能であれば期間満了を待つのが、最も無駄な費用負担を避ける方法と言えます。

解約時の端末残債はいくら?計算方法と支払い方法(一括/分割継続)

月月割期間満了前に解約すると残債が発生する可能性があることを説明しました。
では、実際にいくら残債が発生するのか?
一人暮らしでは急な解約もありえます。

ここでは残債の計算方法、具体例、そして支払い方法について詳しく解説します。
事前に知っておけば、いざという時も安心です。

残債の計算式:「毎月の分割支払額」×「残りの支払期間」

解約時に発生する端末残債額は、「毎月の端末分割支払額」に「残りの支払期間(月数)」を掛けることで計算できます。

比較的シンプルな計算式です。

残債額 = 毎月の分割支払額 × 残りの支払期間

ここで注意したいのが「残りの支払期間」です。

分割払いと月月割は課金開始月の翌月からカウントが始まるため、例えば48回払いなら支払いは課金開始から49カ月目まで、36回払いなら37カ月目まで続きます。

したがって、「残りの支払期間」は以下のように計算します。
(※利用月数は課金開始月を1カ月目としてカウント)

  • Airターミナル6(48回払い): 残り期間 = 49カ月 – 利用月数
  • Airターミナル5(36回払い): 残り期間 = 37カ月 – 利用月数

この計算方法と期間の考え方を理解しておけば、ご自身の解約タイミングでの正確な残債額を把握できます。

計算例:Airターミナル6を24カ月で解約した場合の残債額

仮にAirターミナル6(48回払い)を課金開始から24カ月目(2年)で解約した場合、残債は約3万7千円発生します。

具体的な計算は以下の通りです。

毎月の分割支払額1,485円
支払いが必要な総月数49カ月
解約までの利用月数24カ月
残りの支払期間49カ月 – 24カ月 = 25カ月
残債額1,485円 × 25カ月 = 37,125円

この計算結果は、月月割の割引がなくなるため、残りの端末代金を支払う必要があることを示しています。
解約前にこの金額を知っておくことは非常に大切です。

Airターミナル6を2年で解約すると37,125円の支払いが必要になる、と具体的に把握しておくことで、解約時の計画が立てやすくなります。

計算例:Airターミナル5を12カ月で解約した場合の残債額

次に、Airターミナル5(36回払い)を課金開始から12カ月目(1年)で解約した場合、残債は約5万円近くになります。

計算してみましょう。

毎月の分割支払額1,980円
支払いが必要な総月数37カ月
解約までの利用月数12カ月
残りの支払期間37カ月 – 12カ月 = 25カ月
残債額1,980円 × 25カ月 = 49,500円

Airターミナル5は月々の分割額がAirターミナル6より高いため、同じ残り期間でも残債額は大きくなります。
早期解約には相応の金銭的負担が伴うことを示す例と言えるでしょう。

Airターミナル5を1年という短期間で解約する場合、49,500円の残債が発生するリスクがあることを認識しておくべきです。

残債の支払い方法は「一括払い」または「分割継続」を選択可能

解約時に端末残債が発生した場合でも、支払い方法は「一括払い」か「分割継続」のどちらかを選択できるため、必ずしも一度に全額支払う必要はありません。

解約手続きの際にオペレーターから支払い方法の確認があります。
もし一度に支払うのが難しい場合は、「分割での支払いを継続したい」と伝えれば、これまで通り月々引き落とされます。
急な出費を抑えたい場合には、分割継続を選べるのは安心材料となります。

さらに、一度「分割継続」を選んだ後でも、ソフトバンクのカスタマーサポートに連絡すれば、都合の良いタイミングで残債を一括で支払うことに変更も可能です。

支払い方法に選択肢があり、途中で変更もできるため、残債が発生しても柔軟に対応できます。
ただし計画的な支払いは必要です。

月月割と併用可能!さらにお得になる公式キャンペーン情報まとめ

ソフトバンクエアーは、月月割に加えて公式キャンペーンを併用することで、さらにお得に利用開始できます。
月々の料金を抑えたり、キャッシュバックを受け取ったりできるため、一人暮らしで通信費を節約したいなら見逃せません。

ここでは主な併用可能キャンペーンをまとめました。

Airターミナル6 デビュー割:月額418円×48カ月割引

Airターミナル6を購入して新規契約または機種変更する方が対象で、月月割と併用可能な月額割引キャンペーンです。

特典内容は、ソフトバンクエアーの月額基本料金から毎月418円が最大48カ月間割り引かれるというものです。
Airターミナル6の月月割(-1,485円)と合わせると、割引期間中は合計1,903円が基本料金から引かれます。

適用にはキャンペーン期間中の申し込み、Airターミナル6購入、指定期間内の課金開始などが条件です。
特別な申請は不要で、条件を満たせば自動適用されることが多いキャンペーンとなります。

Airターミナル6を選ぶ場合、月月割とセットで適用され、4年間の月額料金をさらに抑える重要な割引と覚えておきましょう。

Airターミナル6 ハッピースタート!:15,000円キャッシュバック

こちらもAirターミナル6を新規で購入契約する方向けのキャンペーンで、月月割やデビュー割と併用でき、15,000円がキャッシュバックされます。

特典は普通為替で送付され、受け取り時期は課金開始月を1カ月目として7カ月目の下旬以降と少し先になります。
一人暮らしの初期費用がかさむ時期には嬉しい特典と言えるでしょう。

適用には期間中の新規申し込み、Airターミナル6購入、指定期間内の課金開始、特典適用確定日までの利用継続、料金支払い遅延がないことなどが条件です。申し込みと同時にキャンペーンへの申し込みも必要となります。

まとまったキャッシュバックが魅力ですが、受け取り時期と申し込みが必要な点を理解しておくことが大切です。

SoftBank Air みんなおトク割(Air5向け):月額2,398円×24カ月割引

Airターミナル5を購入して新規契約する方が対象で、割引額が非常に大きいキャンペーンです。
もちろん月月割(Airターミナル5向け)とも併用可能です。

最大のメリットは、月額基本料金から毎月2,398円が最大24カ月間割り引かれる点です。
月月割(-1,980円)と合わせると、最初の2年間は基本料金から合計4,378円も割引され、月額2,970円という非常に安い料金が実現します。

適用条件は期間中の申し込み、Airターミナル5購入、指定期間内の課金開始などです。
ただし割引は24カ月間で終了し、25カ月目以降は料金が上がります。

最初の2年間のコストを大幅に抑えたい場合に最適ですが、割引期間終了後の料金変動を念頭に置く必要があります。

SoftBank あんしん乗り換えキャンペーン:他社違約金を最大10万円還元

現在利用中の他社インターネット回線からソフトバンクエアーに乗り換える際に、解約費用をソフトバンクが負担してくれるキャンペーンです。
月月割とも併用できます。

乗り換え前のサービスで発生した解約違約金、撤去工事費、端末残債などを最大10万円までキャッシュバック(普通為替)で還元します。
ただしホームルーター等の端末残債へのキャッシュバック上限は42,000円です。

適用には申し込みとキャンペーン申請、そして課金開始から5カ月目の末日までに他社サービスの解約費用が確認できる証明書の提出が必要です。
証明書提出を忘れると適用されないため注意しましょう。

乗り換え時の費用負担を大幅に軽減できる可能性がありますが、証明書の準備と提出手続きが必須となる点を覚えておきましょう。

メッシュWi-Fi 最初はお試し!キャンペーン:最大2カ月無料

ソフトバンクエアーのオプション「メッシュWi-Fi」を、最大2カ月間無料で試せるキャンペーンです。
月月割とは直接関係ありませんが、Wi-Fi環境改善に役立ちます。

メッシュWi-Fiは、複数の機器でWi-Fiエリアを広げるサービス(通常月額880円)です。
このキャンペーンを利用すると、メッシュWi-Fiオプション料金が最大2カ月無料になります。

一人暮らしのワンルーム等では不要なことが多いですが、部屋数が多い、特定の場所で電波が弱い場合に試す価値があります。
適用条件はキャンペーン期間中に新たにメッシュWi-Fiに申し込むことなどです。
無料期間終了後は自動で通常料金がかかります。

Wi-Fiの電波状況に不満がある場合に試せるお得なキャンペーンですが、無料期間終了後の料金発生に注意が必要です。

【代理店比較】月月割+キャッシュバックで最もお得な申込窓口は?

ソフトバンクエアーは公式サイトだけでなく、多くの正規代理店からも申し込めます。
代理店は独自のキャッシュバックを実施しており、月月割や公式キャンペーンと併用すればさらにお得です。
ただし、代理店ごとに特典内容や条件が異なるため、最適な窓口を見極めることが重要になります。

代理店独自のキャッシュバックキャンペーンについては、下の記事をご覧ください。

損しない解約タイミングはいつ?月月割満了と残債の関係性

ソフトバンクエアーを契約した後、「いつ解約するのが一番損しない?」と考える方もいるでしょう。
特に一人暮らしではライフスタイルの変化も考えられます。

月月割の期間と端末分割払いが終わるタイミングを見極めることが、無駄な残債を避ける鍵です。
最適な解約時期と注意点を解説します。

ベストタイミングは「月月割の割引期間満了月」の解約

ソフトバンクエアー解約で最も損をしない、つまりAirターミナルの残債が発生しないのは「月月割の割引期間が満了する月」です。

割引が適用される最後の月まで利用し終えれば、割引と端末代支払いの両方が同時に完了します。

これにより、月月割の恩恵を最大限に受けつつ、端末代金の支払い義務もなくなるため、解約時に残債を請求される心配がありません。

解約を考える際は、まずご自身の月月割適用期間を確認し、可能であればその満了を待つのが最も最良の判断といえるでしょう。

Airターミナル6なら49カ月目、Airターミナル5なら37カ月目が目安

具体的に残債が0円になるのは、Airターミナル6(48回払い)なら49カ月目以降、Airターミナル5(36回払い)なら37カ月目以降の解約です。

月月割と端末分割払いは「課金開始月の翌月」からカウントが始まるため、規定回数の支払いが完了するのは、分割回数+1カ月目となります。

  • Airターミナル6(48回払い)→ 48回目の支払いが完了するのが49カ月目
  • Airターミナル5(36回払い)→ 36回目の支払いが完了するのが37カ月目

このタイミング以降に解約すれば、端末残債の心配はありません。

一人暮らしで契約期間を意識する際は、この「49カ月目(Airターミナル6)」「37カ月目(Airターミナル5)」という数字を目安にすると良いでしょう。

割引期間満了前に解約する場合の「残債額早見表」

もし月月割期間満了前に解約せざるを得ない場合、どのくらいの残債が発生するのか、目安を知っておくと安心です。

以下に主な解約タイミングでの残債額の概算を示します。(※分割支払額×残り支払期間で計算した目安)

Airターミナル6 (48回払い/月1,485円) 残債額早見表
解約タイミング残り支払期間残債額
12カ月目(1年)37カ月54,945円
24カ月目(2年)25カ月37,125円
36カ月目(3年)13カ月19,305円
Airターミナル5 (36回払い/月1,980円) 残債額早見表
解約タイミング残り支払期間残債額
12カ月目(1年)25カ月49,500円
24カ月目(2年)13カ月25,740円

解約が早いほど高額な残債が発生します。

これはあくまで目安です。
解約前には必ずご自身の契約状況を確認し、正確な残債額を把握するようにしましょう。

解約月は日割り計算されない点にも注意が必要

最後の注意点として、ソフトバンクエアー解約月の月額料金は日割り計算されません。
月初に解約しても満額請求されます。

つまり、月の1日に解約しても、月末の最終日に解約しても、その月1カ月分の料金(基本料金+オプション料など、割引適用後の金額)が全額請求されるということです。

ただし、月末はコールセンターが混み合って電話が繋がりにくいので、余裕をもって、解約希望月の25日頃までに手続きを開始するのがおすすめです。

解約月の料金は日割りにならない、この点をしっかり覚えておき、手続きは余裕をもって月末近くに行うのが良いでしょう。

月月割適用中でも安心!故障・トラブル時のための「あんしん交換保証」

月月割でAirターミナルを購入した場合、「もし故障したら?」という不安もあるでしょう。
特に一人暮らしでは急な出費は避けたいもの。
そんな万が一に備えるオプションが「あんしん交換保証」です。

月月割適用中でも、この保証があれば少ない負担で端末交換が可能になります。
その内容を見ていきましょう。

月額330円で加入できるオプションサービス

あんしん交換保証」は、月額330円で任意加入できる有料オプションです。
月月割とは別のサービスで、加入は自分で選択します。

Airターミナルは精密機器のため、落下や水濡れなどで故障する可能性はあります。
月月割で端末代負担が実質なくても、故障時の修理・交換費用は別途発生します。

このオプションは、月々わずかな料金でそのリスクに備えられる点がメリットです。
ただし、毎月の固定費が少し増えるため、ご自身の使い方や予算を考慮して必要性を判断しましょう。

万が一の際の高額な修理・再購入費用リスクを月額330円で軽減できるのが、あんしん交換保証の基本的な内容です。

故障・破損・水濡れ時に無償交換可能

あんしん交換保証の最大の利点は、保証対象トラブル時に無償でAirターミナルを交換してもらえることです。

保証対象となるのは主に以下のケースです。

  • ユーザー過失/自然災害による故障
  • 異常電圧・落雷・落下・水漏れ
  • Airターミナルなど購入した機器の場合、2年目以降に発生する自然故障(老朽化など)の修理交換料金も免除

これらの場合、保証に加入していれば機種に応じた低価格な交換費用で同機種(多くはリフレッシュ品)と交換可能です。
未加入だと修理や再購入に数万円かかる可能性を考えると、この保証の価値は大きいと言えるでしょう。

予期せぬトラブルによる高額出費リスクを、低価格な交換費用でカバーできる点が、この保証の大きなメリットとなります。

SoftBank Air同時申込で割引あり

あんしん交換保証の月額料金は330円(税込)ですが、あんしん交換保証 月額割引キャンペーンを利用することで、110円の割り引きを12カ月受けることができます。

Airターミナルを購入後、1年間はメーカー保証が付いていますが、ユーザー過失による故障や損壊は保証対象外です。

ユーザー過失による故障が心配な方は、最初の1年間だけでも、このキャンペーンを利用してみるとよでしょう。

【体験談】月月割を利用してソフトバンクエアーを契約した人のリアルな声

ここまで仕組みや料金を解説しましたが、「実際に使っている人はどう感じている?」というリアルな声も気になりますよね。
インターネット回線専門ライターとして、また元キャリア営業として多くの声を聞いてきました。

一人暮らしで月月割を利用した方の料金、速度、手続き、解約時の体験談と教訓をお伝えします。

「本当に実質無料だった?」料金に関する満足度・不満点

料金、特に「端末代金実質無料」の受け止め方は、契約前の理解度で満足度が大きく分かれるようです。

満足の声では「最初の数年間の月額料金が想像以上に軽かった」「初期費用がほぼ事務手数料だけで助かった」という点が共通しています。
特にAirターミナル5の月額2,970円(キャンペーン適用時)は「この安さなら十分」と好評です。
割引の恩恵を実感できた方は満足度が高い傾向にあります。

「『実質無料』を鵜呑みにして早期解約したら高額な残債が…」「割引終了後の料金上昇に驚いた」という声も少なくありません。
営業現場でも感じましたが、「実質」の意味解約リスクの説明が不十分だったり、伝わらなかったりするケースがありました。

契約内容、特に割引条件と期間、解約時の規定をしっかり確認・理解することが、料金面での後悔を防ぐ鍵となります。

「通信速度は十分?」一人暮らしでの利用感レビュー

通信速度の評価は、利用環境や時間帯、求める基準によって大きく異なります。

満足している方からは「日中の作業や夜の動画視聴(標準画質程度)、SNS利用では特に問題ない」「工事不要でコンセントに挿すだけでネットが使えたのは本当に助かった」といった、手軽さと日常利用での十分な性能を評価する声が聞かれます。

しかし、「夜や週末など混雑時は明らかに速度が落ちる」「オンラインゲーム、特にシビアな対戦型には向かない」「大容量データの頻繁なやり取りには少し不安」といった不満の声も確実に存在します。
モバイル回線利用のため、環境や混雑の影響を受けやすい特性があります。

手軽さや一般的な利用には十分な速度が出ることが多いですが、常に安定した高速通信を求める方には注意が必要です。

「申し込みや設定は簡単?」契約プロセスに関する口コミ

ソフトバンクエアーのメリットの一つである申し込みから利用開始までの手軽さは、総じて肯定的な口コミが多いです。

「本当に工事不要で、届いた端末をコンセントに繋いだらすぐ使えた」「Webサイトからの申し込みも分かりやすかった」という声が代表的です。引っ越し直後など、すぐにネット環境を整えたい一人暮らしの方には高く評価されています。

ただし、「代理店によってキャッシュバック条件が違い戸惑った」「契約住所以外では使えない制限を後から知った」「Wi-Fiパスワード入力が少し面倒」といった声も一部あります。

全体的には「導入が非常に楽」と評価されていますが、申し込み窓口選びや契約内容の細部、基本ルールの確認はやはり必要です。

「解約時に困ったことは?」トラブル体験談と教訓

解約時のトラブルで最も多いのは、やはり「月月割期間満了前の解約による想定外の端末残債」です。

分割払い期間=月月割期間」の認識が曖昧だったり、「実質無料」期間を勘違いしていたりすることが原因です。
また、「解約月が日割りにならないのを知らず損した気分になった」「サポートセンターの電話が繋がりにくい」といった声も聞かれます。
これらの経験から得られる教訓は重要です。

  1. 契約時に割引・分割払いの終了月をメモする。
  2. 解約検討時はまず契約状況(残債・期間)を確認する。
  3. 可能なら期間満了(Air6:49カ月目~, Air5:37カ月目~)まで待つ。
  4. 早期解約なら残債額を把握し計画する。
  5. 解約手続きは月末までに余裕をもって行う。

契約前の確認と計画的な利用・解約が、後悔しないための最善策だと断言できます。

現在、ソフトバンクエアーを契約中で解約検討中の方は、下の記事をご覧ください。

まとめ

この記事では、ソフトバンクエアーの「月月割」について、その仕組みから料金、注意点まで詳しく解説してきました。
月月割を正しく理解することが、一人暮らしの通信費を抑え、ソフトバンクエアーをお得に利用するための鍵となります。

Airターミナル6と5の比較、具体的な料金シミュレーション、そして「実質無料」のカラクリ解約時の残債リスクについてもご理解いただけたと考えます。
重要なのは、月月割と各種キャンペーン、さらに代理店ごとの特典を総合的に比較し、ご自身の利用期間や使い方に最適なプランを見つけることです。

ソフトバンクエアーの申し込みにあたり、「月月割」の不明点が解決しましたら、下のボタンからお申し込みください。

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代理店独自のキャッシュバックキャンペーンについては、下の記事をご覧ください。