ホームルーターvs光回線【徹底比較】一人暮らしにおすすめはどっち?

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ホームルーターvs光回線【徹底比較】一人暮らしにおすすめはどっち?

もしご自身が「工事の手間なく、すぐに快適なインターネット環境を手に入れたい」「でも、オンラインゲームや高画質動画もストレスなく楽しみたい」と本気で考えているなら、この記事はぴったりです。

この記事を読むことで、まず「ホームルーターと光回線の1年間、2年間、3年間、4年間で支払う本当の総額」を知ることができ、さらに「ご自身の使い方に最適な速度と安定性を持つ回線」も見極められます。

最終的には「ご自身のライフスタイルに完璧にフィットし、後悔することのないインターネット回線」を自信を持って選ぶことができるからです。

今回は、そのために不可欠な「料金・速度・安定性・手軽さ」の4大ポイントについて、大手キャリアで5年間の営業経験のある筆者が、誰にでも分かるように徹底比較します。

新生活を最高に快適にするインターネット回線を見つけるための一歩を、今こそ踏み出しましょう。

ぜひ最後までご覧ください。

【結論】まずはホームルーターの初期契約解除期間でのお試しで判断を

一人暮らしの方には、まずは、開通工事不要で端末が届き次第インターネットを利用できるホームルーターをおすすめします。
一般的にホームルーターは、8日間のお試しができる初期契約解除という制度があります。

ホームルーターをお試し利用してみて満足できない場合は、初期契約解除して光回線を申し込むのが一人暮らしの方に向いている契約の流れです。

ここでは、「8日間キャンセル」とも呼ばれる初期契約解除について解説いたします。

ホームルーターの「お試し期間」を賢く活用する

ホームルーターを提供する多くのサービスでは、契約後に「電波が悪くて使い物にならない」といった事態を避けるため、「初期契約解除制度」や独自のお試し期間が設けられています。

これは、端末到着から8日以内など、定められた期間内であれば、利用者の自己都合による解約でも違約金なしで契約を解除できる制度です。
この期間を利用すれば、ご自身の部屋でホームルーターの実際の性能をリスクなく確認できます。

例えば、平日の夜間や休日など、インターネット利用者が増える時間帯に、実際に動画を視聴したり、オンライン会議を試したりすることで、スペック表だけでは分からない「リアルな使い心地」を確かめることが可能です。

この「お試し」というステップを踏むことが、後悔しない回線選びの決め手となります。

お試し期間で判断すべき3つのチェックポイント

お試し期間中に、ただ何となく使うだけでは意味がありません。

以下の3つのポイントを意識的にチェックすることで、そのホームルーターがご自身の生活に本当に合っているかを正確に判断できます。

  1. 利用したい場所での電波強度
    ホームルーターを設置する窓際だけでなく、ベッドの上やデスク周りなど、実際にインターネットをよく使う場所での電波状況を確認します。
  2. 最も通信量が増える時間帯の速度
    YouTubeやNetflixなどの動画視聴、オンラインゲームなど、ご自身が最も通信品質を重視する用途を、回線が混雑しやすい平日の夜や休日に試してみましょう。
  3. Ping値の安定性
    特にオンライン会議や対戦型のオンラインゲームをする方にとって、応答速度を示すPing値は大切な指標です。速度測定サイトなどでPing値を確認し、数値が安定しているか、過度に高くなっていないかを確認しましょう。

SoftBank Airの初期契約解除の詳細については、下の記事をご覧ください。

お試し後に光回線へ乗り換える際の流れと注意点

ホームルーターを試した結果、通信の安定性や速度に満足できない場合は、光回線への乗り換えを検討します。

その際の流れは、まず希望する光回線サービスに新規申し込み、開通工事の日程を調整します。
光回線が開通したことを確認してから、ホームルーターの解約手続きを行うのが最も円滑です。

注意点として、ホームルーターのサービスによっては、お試し期間を過ぎると端末代金の残債が発生する場合があります。

光回線への乗り換えを決めたら、お試し期間内に必ずホームルーターの初期契約解除手続き端末の返却を完了させることが肝心です。
また、光回線の工事には通常1カ月程度かかるため、乗り換えを決断したら早めに申し込むことをおすすめします。

ホームルーターvs光回線|12・24・36・48カ月の実質月額料金を比較

インターネット回線を選ぶ上で、月額料金の安さだけで判断するのは危険です。
特に一人暮らしの場合、契約期間や初期費用、キャンペーンの有無によって、実際に支払う総額は大きく変わります。

回線選びで後悔しないためには「実質月額料金」で比較することが大切です。

ここでは、利用期間ごとにホームルーターと光回線のどちらが本当にお得になるのかを、具体的に見ていきましょう。

12カ月間の実質月額料金の比較

最安ホームルーター
(5G CONNECT WiMAX)
最安光回線
(※auひかり)
12カ月実質総額55,560円39,685円
実質月額料金約4,630円約3,307円

※auひかり : 2年契約, 1ギガ, マンションギガ, お得プランA

1年という短期間の利用では、auひかりのような高額キャッシュバックがある光回線の方が、実質的な料金を安く抑えられます。
ホームルーターは端末代金の残債負担が大きくなるため、1年での解約は割高になる傾向が見られます。

5G CONNECT WiMAXの12カ月実質総額の内訳は下の表のとおりです。

項目金額(税込)
事務手数料3,300円
月額料金(8カ月分)38,400円 (4,800円×8回)
端末代残債13,860円 (1,155円×12回)
支払総額55,560円

5G CONNECT WiMAXの料金やキャンペーンの詳細について下の記事をご覧ください。

auひかり(2年契約, 1ギガ, マンションギガ, お得プランA)の12カ月実質総額の内訳は下の表のとおりです。

項目金額(税込)
事務手数料3,300円
工事費33,000円
月額料金(9カ月分)40,095円 (4,455円×9回)
キャッシュバック-36,000円 (1回目のみ)
解約金2,290円
支払総額39,685円

auひかりの料金やキャンペーンの詳細について下の記事をご覧ください。

24カ月間の実質月額料金の比較

最安ホームルーター
(5G CONNECT)
最安光回線
(auひかり)
24カ月実質総額94,500円57,855円
実質月額料金約3,938円約2,411円

24カ月(2年)利用した場合でも、光回線の方が実質月額料金は安い結果となりました。
auひかりのキャッシュバック総額(12カ月目に36,000円、24カ月目に36,000円)が全額適用されることが大きく影響しています。
5G CONNECT WiMAXも端末代金の負担がなくなるため安くなりますが、光回線のキャンペーンの強力さが際立ちます。

5G CONNECT WiMAXの24カ月実質総額の内訳は下の表のとおりです。

項目金額(税込)
事務手数料3,300円
月額料金(19カ月分)91,200円 (4,800円×19回)
端末代残債0円
支払総額94,500円

auひかり(2年契約, 1ギガ, マンションギガ, お得プランA)の24カ月実質総額の内訳は下の表のとおりです。

項目金額(税込)
事務手数料3,300円
工事費33,000円
月額料金(21カ月分)93,555円 (4,455円×21回)
キャッシュバック-72,000円 (全額)
解約金0円
支払総額57,855円

36カ月間の実質月額料金の比較

最安ホームルーター
(モバレコAir)
最安光回線
(auひかり)
36カ月実質総額139,675円113,605円
実質月額料金約3,880円約3,156円

36カ月(3年)という長期利用になると、最安ホームルーターは、5G CONNECT WiMAXからモバレコAirに切り替わります。
それでも、依然としてauひかりの方が安いという結果です。
ホームルーターは月額料金の割引期間が終わるため実質料金が少し上がります。
光回線は解約金が発生するものの、キャッシュバック効果が持続し、安さを維持しています。

モバレコAirの36カ月実質総額の内訳は下の表のとおりです。

項目金額(税込)
事務手数料3,300円
月額料金(36カ月分)147,070円 (770円+4,180円×35回)
端末残債19,305円
キャッシュバック30,000円
支払総額139,675円

auひかり(2年契約, 1ギガ, マンションギガ, お得プランA)の36カ月実質総額の内訳は下の表のとおりです。

項目金額(税込)
事務手数料3,300円
工事費33,000円
月額料金(33カ月分)147,015円 (4,455円×33回)
キャッシュバック-72,000円
解約金2,290円
支払総額113,605円

48カ月間の実質月額料金の比較

最安ホームルーター
(モバレコAir)
最安光回線
(auひかり)
48カ月実質総額186,271円164,775円
実質月額料金約3,881円約3,433円

48カ月(4年)の超長期利用においても、高額キャッシュバックの効果が続くauひかりに軍配が上がります。
月額料金自体はホームルーターの方が安い期間もありますが、初期費用やキャッシュバックを含めた総額で比較すると、光回線のお得さが際立つ結果となりました。

モバレコAirの48カ月実質総額の内訳は下の表のとおりです。

項目金額(税込)
事務手数料3,300円
月額料金(43カ月分)211,486円 (770円+4,180円✕35+5,368✕12)
端末残債1,485円
キャッシュバック30,000円
支払総額209,700円

auひかり(2年契約, 1ギガ, マンションギガ, お得プランA)の48カ月実質総額の内訳は下の表のとおりです。

項目金額(税込)
事務手数料3,300円
工事費33,000円
月額料金(45カ月分)200,475円 (4,455円×45回)
キャッシュバック-72,000円
解約金0円
支払総額164,775円

【速度・安定性で比較】ホームルーターは本当に遅い?実測値とPing値で見る通信品質

ホームルーターの手軽さに惹かれつつも、「本当に光回線のような速度や安定性が出るのだろうか」と不安に感じる方は少なくありません。
インターネット回線の営業経験がある筆者のから見ても、ここは比較検討するうえで最も大切なポイントです。

カタログスペックの最大速度だけでは見えてこない、「実測値」や応答速度を示す「Ping値」といった具体的な数値で、両者の実力を徹底的に比較・解説します。

下り・上りの平均実測値を比較|日常生活での快適度は?

通信速度には、データを受信する「下り(ダウンロード)」と送信する「上り(アップロード)」があります。

実測値では有線の光回線がホームルーターより高速で、特に上り速度の差が顕著です。

利用者データによると、下りの平均速度は光回線が400Mbpsを超える一方、ホームルーターは100〜200Mbps程度です。
動画視聴やWebサイト閲覧など、下り通信が中心の利用ならホームルーターでも十分快適なことが多いでしょう。

しかし、上り速度は光回線が200Mbps以上を記録するのに対し、ホームルーターは15〜25Mbpsと10倍近い差が開くこともあります。

このため、高画質な動画投稿や大容量ファイルの同期といった送信作業では、上り速度が作業効率に直結します。

Ping値で見る応答速度の比較|オンラインゲームやビデオ会議への影響

Ping値はデータの応答速度を示し、値が小さいほどラグが少ないことを意味します。

オンラインゲームやビデオ会議など、リアルタイムの応答性が求められる用途では、この数値が極めて重要です。

有線接続の光回線は遅延が少なく、Ping値は10~20msと低く安定します。
無線通信のホームルーターは遅延しやすく、Ping値は30~60ms、時にはそれ以上に高くなります。
このため、リアルタイム性では光回線が圧倒的に有利です。

例えば、FPSや格闘ゲームでは、Ping値が高いと操作遅延で不利になります。
ビデオ会議での音声や映像の遅れも、Ping値の高さが原因です。

スムーズなリアルタイム通信を最優先するなら、低Ping値で安定した光回線を選ぶべきです。

通信の安定性はどちらが上?時間帯や環境による影響の違い

継続的な通信の「安定性」では、物理ケーブルで接続する光回線がホームルーターより格段に優れています。

モバイル電波を利用するホームルーターは、悪天候や周辺の建物、家電の電波干渉といった外部要因で通信が不安定になりやすい弱点があります。
また、利用者が集中する夜間や休日には、基地局の混雑で速度が大幅に低下しがちです。

これにより、作業中に突然接続が不安定になり、中断を余儀なくされるケースも少なくありません。
光回線も混雑の影響を受けますが、その速度低下の幅はホームルーターに比べて小さいのが一般的です。

そのため、通信を絶対に途切れさせたくない重要な作業では、光回線の安定性が大きな安心材料になります。

【手軽さで比較】工事不要は本当にラク?導入までの期間と手間を完全比較

料金や速度も大切ですが、忙しい一人暮らしにとって「いつから使えるのか」「どれくらい手間がかかるのか」という手軽さは、回線選びの重要な判断基準です。

光回線の工事は面倒そう、でもホームルーターは本当に手軽なのでしょうか。
ここでは、申し込みから利用開始までのスピードと、導入に伴う時間的コストを徹底的に比較します。

申し込みから利用開始までの最短期間を比較

結論として、すぐにでもインターネットを使いたいなら、ホームルーターが圧倒的に有利です。

ホームルーターは、申し込み後に端末が発送され、自宅に届けば即日利用を開始できます。
多くのサービスでは、平日の午前中などに申し込めば最短で即日発送に対応しており、早ければ翌日にはWi-Fi環境が手に入ります。

光回線は物理的な回線工事が必要となるため、申し込みから利用開始まで早くても2週間、通常は1カ月程度の期間を要します。
特に、3月〜4月の引っ越しシーズンは工事業者が繁忙期に入るため、申し込みから開通まで2カ月以上待たされることも珍しくありません。

一日でも早く自宅でインターネットを使いたい方には、ホームルーターがおすすめです。

関連記事:SoftBank Airはいつ届く?申し込みから開通までの期間を解説(準備中)

工事の有無による手間と時間的コストの違い

導入の手間では、ホームルーターが光回線より圧倒的に手軽です。

ホームルーターは工事が不要で、届いた端末をコンセントに挿すだけで利用を開始できます。
自分の好きな時間に設置できるため、生活リズムを崩しません。

光回線は「派遣工事あり」の場合は「工事の立ち会い」という大きな時間的コストが発生します。
作業員による1〜2時間の工事中は在宅が必須で、日程も平日の日中が基本です。

そのため、社会人なら半休や有給休暇の取得が必要になることも。これは貴重な時間を費やすだけでなく、金銭的なコストにもなります。

この「立ち会いの有無」は、特に自由な時間が限られる人にとって、サービスを選ぶ上で見過ごせないポイントです。

賃貸マンションにおける導入のしやすさを比較

賃貸マンションでの導入しやすさでは、ホームルーターの方が手軽で便利です。

光回線は、室内にケーブルを引き込む物理的な工事が必要で、壁に穴を開ける可能性もあるため、必ず大家管理会社の許可を得なければなりません。

物件によっては規約で「光回線工事不可」と定められていたり、許可手続きが煩雑だったりするケースも少なくありません。
大家に工事内容をうまく説明できず、結果的に導入を断念する人もいます。

ホームルーターは工事が不要で、コンセントに挿すだけで利用できます。
誰の許可も必要なく、退去時の原状回復を心配することもありません。

この手軽さは、賃貸で暮らす上で余計なトラブルを避けるための大きな安心材料となります。

関連記事:マンションの光回線工事の流れは?費用や期間、確認事項を解説(準備中)

【動画・ゲーム・仕事】あなたの使い方に最適なのはどっち?利用シーン別徹底解説

ここまで料金や速度、手軽さを比較してきましたが、最終的にどちらを選ぶべきかは、ご自身が「インターネットで何をするか」によって決まります。

ここでは、一人暮らしの3大利用シーンである「動画視聴」「オンラインゲーム」「在宅ワーク」のそれぞれにおいて、ホームルーターと光回線のどちらがより適しているのかを、具体的に解説いたします。

高画質動画(YouTube・Netflix)をストレスなく楽しみたいなら?

一般的な動画視聴であれば、ホームルーターも光回線も快適に楽しめます。

現在のホームルーターは4K動画の推奨速度(約25Mbps)を十分満たしており、YouTubeやNetflixが途切れることはほとんどありません。

ただし、家族が複数のデバイスで同時に4K動画を見るといった、通信量が多い使い方を想定するなら、より安定した光回線が安心です。

筆者の経験上、ホームルーターは時間帯によって稀に読み込みが遅くなることがありましたが、光回線ではそういったストレスはほぼ皆無でした。

そのため、「一人で、たまに高画質で見る」程度ならホームルーターで十分、「常に最高画質で、複数人でも使いたい」なら光回線、と判断すると良いでしょう。

関連記事:動画視聴に最適なネット環境は?必要速度とおすすめ回線タイプ(準備中)

オンラインゲーム(FPS・格闘ゲーム)を快適にプレイしたいなら?

ラグが勝敗を左右するFPS格闘ゲームを本気で楽しむなら、選択肢は光回線一択です。

重要なのは速度より、応答速度を示す「Ping値」で、この数値が低いほど操作の遅延が少なくなります。

光回線は物理ケーブルで接続するためPing値が低く安定しますが、無線通信のホームルーターは遅延が大きく、Ping値も高くなりがちです。

快適なプレイの目安がPing値20ms以下とされるゲームでは、ホームルーターでこの数値を安定して下回るのは難しいのが現状です。

趣味で楽しむなら問題ありませんが、「勝ちにこだわりたい」「ストレスなくプレイしたい」という場合は、迷わず光回線を選びましょう。

関連記事:オンラインゲーム向けインターネット回線ガイド【一人暮らし編】(準備中)

在宅ワーク・オンライン会議を安定して行いたいなら?

取引先とのオンライン会議など、仕事で安定した通信環境が必須な方には光回線をおすすめします。

在宅ワークでは、映像や音声を送る「上り速度」と、会話の遅延を防ぐ「Ping値」の安定性が重要です。

ホームルーターは上り速度が光回線より遅く、Ping値も高めです。
また、天候や周辺の電波状況によって通信が不安定になるリスクも抱えています。
これにより、会議中に音声が途切れて相手に迷惑をかけるといった事態も起こりかねません。

会議中に接続が切れて会社の信用を損なう」といった最悪の事態を避けるためにも、仕事でインターネットの安定性を最優先するなら、光回線を選ぶのが一番です。

関連記事:オンライン会議が安定するネット回線は?一人暮らしの選び方(準備中)

【早見表】ホームルーターと光回線のメリット・デメリット総まとめ

これまで様々な角度からホームルーターと光回線を比較してきましたが、情報が多くて混乱してしまった方もいるかもしれません。

そこで、両者のメリットとデメリットを一覧表にまとめ、それぞれの特徴を簡潔に整理しました。
この表を見れば、どちらがご自身のライフスタイルや価値観に合っているかが一目で分かります。

ホームルーターのメリット・デメリット一覧

項目メリットデメリット
手軽さ◎ 工事不要でコンセントに挿すだけ△ 電波の届きにくい場所がある
導入速度◎ 最短翌日から利用可能
料金◯ 光回線より安い傾向がある△ 短期解約で端末残債のリスク
通信速度△ 日常利用には十分だが光に劣る△ 特に上り速度が遅め
安定性△ 無線のため外部環境の影響を受けやすい△ 時間帯による速度低下が大きい
Ping値× 応答速度が遅い

ホームルーター最大の強みは、何と言ってもその手軽さです。

工事不要で、届いたその日からすぐにインターネットが使えるスピード感は、光回線にはない大きなメリットです。
料金も比較的安価なサービスが多いですが、通信の安定性や速度、特にPing値は光回線に一歩譲るため、利用目的によっては力不足を感じる可能性があります。

光回線のメリット・デメリット一覧

項目メリットデメリット
手軽さ× 賃貸では大家の許可が必要
× 立ち会い工事が必要な場合あり
導入速度△ 回線導入済みの場合は1週間程度× 開通まで数週間~数カ月かかる
料金△ キャンペーン利用で安くなる△ 月額料金は比較的高め
通信速度◎ 下り・上りともに非常に高速
安定性◎ 物理回線で外部環境に強い
Ping値◎ オンラインゲームも快適

光回線は、導入までの手間と時間がかかるという大きなデメリットがあるものの、一度開通してしまえば、通信速度、安定性、Ping値のいずれにおいても、ホームルーターとは比べ物にならないほど、速くて安定しています。

高額なキャッシュバックキャンペーンを実施しているサービスも多く、それらを活用すれば実質料金を抑えることも可能です。
通信品質を何よりも重視する方にとっては、これ以上ない選択肢といえるでしょう。

結局どちらを選ぶべきか?判断基準の再整理

最終的にどちらを選ぶべきか、以下の判断基準で再整理してみましょう。

「手軽さ」と「スピード」を最優先するなら → ホームルーター

とにかく面倒なことは避けたい、1日でも早くネットを使いたい、という方にはホームルーターが適しています。

「通信品質」と「安定性」を最優先するなら → 光回線

オンラインゲームや仕事での利用など、絶対に通信を途切れさせたくない、最高のパフォーマンスを求める方には光回線が向いています。

「料金」で選ぶなら → 契約期間とキャンペーン次第

短期利用なら光回線のキャンペーン、3年以上の長期利用ならホームルーターの月額料金の安さが活きてくる可能性があります。ご自身の利用予定期間を基に、実質総額で比較することが肝心です。

ホームルーターと光回線選びのよくある疑問(Q&A)

ホームルーターと光回線の比較検討を進める中で、「契約前にこれだけは確認しておきたい」という共通の疑問が出てくるものです。

ここでは、多くの方が抱くであろう3つの質問に対して、インターネット回線の営業経験のある筆者の視点からお答えします。

ホームルーターの電波が悪い場合はどうすればいい?

まずは、端末の設置場所を窓際や棚の上など、電波を遮る障害物がない場所へ見直すのが最も効果的です。それでも改善しなければ、ルーターの再起動で接続がリフレッシュされることがあります。最終手段として、多くのサービスが設けている「初期契約解除制度」を利用し、期間内に解約して光回線へ切り替えることを検討しましょう。

光回線の工事では、壁に穴を開けることはある?

必ずしも開けるわけではありません。多くのマンションでは既存の電話線やエアコンの配管を利用するため、新たに穴を開けるケースは稀です。ただし、建物の構造上どうしても必要な場合に限り、直径1cm程度の小さな穴を開ける可能性があります。その際は、必ず事前に工事業者から説明と確認がありますので、ご安心ください。

引っ越しが多い場合、どちらがおすすめ?

転勤などで引っ越しの頻度が高い方には、手続きの手軽さからホームルーターをおすすめします。Webや電話での住所変更手続きだけで、新居のコンセントに挿せばすぐに利用を再開できます。光回線は、引っ越しの都度、回線の撤去新規工事が必要になる場合が多く、手間と時間がかかるため、頻繁な移動には不向きです。

まとめ:まずはホームルーターでお試しを

この記事では、一人暮らしのインターネット回線選びで迷いがちなホームルーターと光回線について、料金、速度、安定性、手軽さの4つの観点から徹底的に比較しました。

この記事でお伝えした大切なポイントは、以下の通りです。

  1. 料金
    2年以内の短期利用なら光回線のキャンペーンがお得。3年以上の長期利用ならホームルーターの月額料金の安さが活きる。
  2. 速度・安定性
    オンラインゲームや重要な仕事で使うなら、Ping値が低く安定している光回線が圧倒的に有利。
  3. 手軽さ
    工事不要で即日利用できるホームルーターは、導入の手軽さで光回線を大きく上回る。

どちらの回線にも一長一短があり、最終的にはご自身のライフスタイルと「何を最も重視するか」で選択は変わります。

もし、まだ迷っているなら、まずはリスクなく試せるホームルーターの「8日間お試し期間」を活用してみるのがおすすめです。

実際に自分の部屋で使ってみて、速度や安定性に満足できればそのまま利用を続け、もし不満があれば光回線を検討するというステップを踏むことで、後悔のない選択ができるでしょう。

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