ホームルーター料金比較!主要4社を実質月額で安さ順に解説

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ホームルーター料金比較!主要4社を実質月額で安さ順に解説

結論から言うと、ホームルーターの料金を比較する上で最も重要なのは、目先の月額料金ではなく「実質月額料金」で判断することです。

月額料金が安く見えても、端末代金やキャンペーンの有無によって、2年間の総支払額では数万円の差が生まれることも珍しくないからです。

この記事では、なぜ「実質月額料金」での比較がそれほどまでに重要なのか、そして、主要4社(ドコモ home 5G・SofrtBank Air・WiMAX・Rakuten Turbo)の料金を、利用期間ごとに徹底比較した結果、どのサービスが本当に安いのかを、ランキング形式で分かりやすく解説します。

この記事をしっかり読めば、複雑な料金プランに惑わされず、ご自身の使い方に合った最もコストパフォーマンスの高いホームルーターを、自信を持って選べるようになるでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。

【結論】料金で選ぶならこのホームルーター!主要4社のランキング

ホームルーターの料金比較と聞くと、月額料金やキャンペーンが複雑に絡み合い、どこが本当に安いのか分かりにくいと感じる方も多いでしょう。

そこで、ここでは主要4社のホームルーターについて、利用期間ごとに「実質的な総支払額」を算出し、料金の安さで選ぶならどのサービスがご自身に合っているのか、結論から分かりやすく解説します。

12カ月間の実質総額と実質月額料金のランキング

順位サービス名12カ月間の実質総額(残債含む)実質月額料金端末価格残債
1位5G CONNECT WiMAX55,560円約4,630円27,720円13,860円
2位モバレコAir74,995円約6,250円71,280円54,945円
3位Rakuten Turbo92,068円約7,672円41,580円31,176円
4位ドコモ home 5G96,050円約8,004円73,260円48,840円

12カ月間で解約した場合、実質総額と実質月額料金が一番安いのは、5G CONNECT WiMAXです。

その理由は、以下の2つです。

  1. 解約時に支払う「端末の残り代金(残債)」が他社に比べて少ないから
  2. 12カ月の間に「月額料金が無料になる月」が4回もあるから

5G CONNECT WiMAXの「最新端末購入プラン」には、「3カ月ごとに月額料金が0円になる」という非常にユニークなキャンペーンがあります。

12カ月間利用した場合、このキャンペーンが適用されるのは以下の4回です。

  1. 3カ月目:月額4,800円 → 0円
  2. 6カ月目:月額4,800円 → 0円
  3. 9カ月目:月額4,800円 → 0円
  4. 12カ月目:月額4,800円 → 0円

つまり、1年間のうち4カ月分、合計19,200円もの月額料金が無料になります。

このため短期利用では、月額料金の安さよりも上記2点の理由で5G CONNECT WiMAXが一番安くなります。

3, 6, 9, 12, 15カ月目の基本料無料

WiMAXのプロバイダー9社の料金比較については、下の記事をご覧ください。

24カ月間の実質総額と実質月額料金のランキング

順位サービス名24カ月間の実質総額(残債含む)実質月額料金端末価格残債
1位5G CONNECT WiMAX94,500円約3,938円27,720円0円
2位モバレコAir107,335円約4,472円71,280円37,125円
3位ドコモ home 5G135,000円約5,625円73,260円24,420円
4位Rakuten Turbo139,255円約5,802円41,580円20,784円

24カ月間で解約した場合も5G CONNECT WiMAXが一番お得になる理由は、「端末代金が実質0円になるまでの期間」がちょうど24カ月に設定されているからです。

これにより、24カ月で解約した場合に、他社では発生してしまう「端末の残り代金(残債)」が、5G CONNECT WiMAXでは0円になるのです。
この差が、総支払額に大きく影響しています。

各社が「端末代金が実質0円になる」と定めている期間は以下のとおりです。

  • 5G CONNECT WiMAX:24カ月(2年)
  • ドコモ home 5G:36カ月(3年)
  • モバレコAir:48カ月(4年)
  • Rakuten Turbo:48カ月(4年)

この期間の違いが、24カ月で解約したときに大きな差を生み、5G CONNECT WiMAXが一番安く済みます。

36カ月間の実質総額と実質月額料金のランキング

順位サービス名36カ月間の実質総額実質月額料金端末価格残債
1位モバレコAir139,675円約3,880円71,280円19,305円
2位5G CONNECT WiMAX152,100円約4,225円27,720円0円
3位ドコモ home 5G173,930円約4,831円73,260円0円
4位Rakuten Turbo186,443円約5,179円41,580円10,392円

12カ月、24カ月利用時と比べて、36カ月利用時にランキングの順位が入れ替わり、「モバレコAir」が1位になりました。

利用期間が3年目(25カ月目以降)に入ると、5G CONNECT WiMAXのお得な割引キャンペーンが終了してしまうのに対し、モバレコAirは36カ月目まで独自の月額割引が続くため、この期間の料金差が積み重なり、順位が逆転したのです。

これをマラソンに例えるなら、「序盤(1〜2年)はスタートダッシュの速い5G CONNECT WiMAXがリードしていたけれど、後半(3年目)に入って粘り強くペースを維持できるモバレコAirが追い抜いていった」というイメージです。

下の表のとおり、順番が入れ替わるのは30カ月目です。

サービス名29カ月間の実質総額30カ月間の実質総額
モバレコAir125,265円122,020円
5G CONNECT WiMAX118,500円123,300円

30カ月以上利用する予定がある場合は、モバレコAirが一番お得です。

翌月に30,000円キャッシュバック

SoftBank Airの代理店4社の料金ランキングについては、下の記事をご覧ください。

48カ月間の実質総額と実質月額料金のランキング

順位サービス名48カ月間の実質総額実質月額料金端末価格残債
1位モバレコAir186,271円約3,881円71,280円1,485円
2位5G CONNECT WiMAX209,700円約4,371円27,720円0円
3位Rakuten Turbo233,630円約4,867円41,580円0円
4位ドコモ home 5G237,290円約4,944円73,260円0円

モバレコAirの特別月額料金は36カ月で終わりましたが、それでもモバレコAir48カ月間での実質総額と実質月額料金の1位を維持しています。

モバコレAirは25カ月目から36カ月目の間に圧倒的な割引と高額キャッシュバックで、他の3つのサービスに対して大きなアドバンテージを作り、4年目に料金が上がっても、そのリードを守り切ることができたからです。

モバレコAirが大きなリードを築けた2つの理由

  1. 36カ月間続く、独自の月額割引「プレミアムキャンペーン」
    モバレコAirは、初月が770円、2カ月目から36カ月目まで、月額4,180円という割引価格で利用できます。
  2. 決定的な差を生む「30,000円の現金キャッシュバック」
    モバレコAirは、これに加えて30,000円の現金キャッシュバックがあります。この記事で紹介している他の3社には、このような大規模な現金キャッシュバックはありません。

ホームルーターを30カ月以上利用するのであれば、モバレコAirが実質総額が一番少ないです。

ホームルーター主要4社の実質総額の内訳

ホームルーターの「実質月額料金」は、初期費用、月額料金、各種割引、キャッシュバックで算出されますが、内訳は各社で異なります。
見た目の安さだけで選ぶと、かえって損をしてしまう可能性があります。
ここでは、主要4社のホームルーターサービスについて、利用期間別の支払い総額の内訳を詳しく解説いたします。

SoftBank Air(モバレコAir)の実質総額の内訳

SoftBank Airをグッド・ラックが提供する「モバレコAir」経由で契約した場合、独自の月額割引キャッシュバックが大きな特徴です。
端末は48回払いで、同額の「月月割」が適用されるため、48カ月利用すれば実質0円になりますが、短期解約時は残債が発生します。

12カ月間の実質総額の内訳は以下のとおりです。

項目金額(税込)備考
【支出】
契約事務手数料3,300円初回のみ
1カ月目の月額料金770円モバレコAir独自割引適用
2~12カ月目の月額料金45,980円4,180円×11カ月
端末代金の残債54,945円1,485円×37カ月分
【収入・割引】
キャッシュバック-30,000円グッド・ラック独自特典
【12カ月間の実質総額】74,995円
【実質月額料金】約6,250円

24カ月間の実質総額の内訳は以下のとおりです。

項目金額(税込)備考
【支出】
契約事務手数料3,300円初回のみ
1カ月目の月額料金770円モバレコAir独自割引適用
2~24カ月目の月額料金96,140円4,180円×23カ月
端末代金の残債37,125円1,485円×25カ月分
【収入・割引】
キャッシュバック-30,000円グッド・ラック独自特典
【24カ月間の実質総額】107,335円
【実質月額料金】約4,472円

36カ月間の実質総額の内訳は以下のとおりです。

項目金額(税込)備考
【支出】
契約事務手数料3,300円初回のみ
1カ月目の月額料金770円モバレコAir独自割引適用
2~36カ月目の月額料金146,300円4,180円×35カ月
端末代金の残債19,305円1,485円×13カ月分
【収入・割引】
キャッシュバック-30,000円グッド・ラック独自特典
【36カ月間の実質総額】139,675円
【実質月額料金】約3,880円

48カ月間の実質総額の内訳は以下のとおりです。

項目金額(税込)備考
【支出】
契約事務手数料3,300円初回のみ
1カ月目の月額料金770円モバレコAir独自割引適用
2~36カ月目の月額料金146,300円4,180円×35カ月
37~48カ月目の月額料金64,416円5,368円×12カ月
端末代金の残債1,485円1,485円×1カ月分
【収入・割引】
キャッシュバック-30,000円グッド・ラック独自特典
【48カ月間の実質総額】186,271円
【実質月額料金】約3,881円

WiMAX +5G(5G CONNECT)の実質総額の内訳

5G CONNECTのWiMAXは、契約期間の縛りがない「最新端末購入プラン」が特徴です。
端末代金は24カ月利用で実質0円になるキャンペーンがあり、さらに3カ月ごとに月額料金が無料になる特典が強力です。
短期利用でも端末残債が比較的分かりやすいのがメリットです。

12カ月間の実質総額の内訳は以下のとおりです。

項目金額(税込)備考
【支出】
契約事務手数料3,300円初回のみ
月額料金(8カ月分)38,400円4,800円×8カ月 (4回無料)
端末代金の残債13,860円1,155円×12カ月分
【12カ月間の実質総額】55,560円
【実質月額料金】約4,630円

24カ月間の実質総額の内訳は以下のとおりです。

項目金額(税込)備考
【支出】
契約事務手数料3,300円初回のみ
月額料金(19カ月分)91,200円4,800円×19カ月 (5回無料)
端末代金の残債0円24カ月利用で免除
【24カ月間の実質総額】94,500円
【実質月額料金】約3,938円

36カ月間の実質総額の内訳は以下のとおりです。

項目金額(税込)備考
【支出】
契約事務手数料3,300円初回のみ
24カ月間の支払額94,500円上記24カ月総額
25~36カ月目の月額料金57,600円4,800円×12カ月
【36カ月間の実質総額】152,100円
【実質月額料金】約4,225円

48カ月間の実質総額の内訳は以下のとおりです。

項目金額(税込)備考
【支出】
契約事務手数料3,300円初回のみ
36カ月間の支払額152,100円上記36カ月総額
37~48カ月目の月額料金57,600円4,800円×12カ月
【48カ月間の実質総額】209,700円
【実質月額料金】約4,371円

ドコモ home 5G(GMOとくとくBB)の実質総額の内訳

ドコモ home 5Gは、36カ月間の「月々サポート」で端末代金が実質0円になるのが最大の特徴です。
そのため、36カ月未満で解約すると、端末代金の割引が途中で終了し、実質的な負担額が大きくなります。
GMOとくとくBB経由の申し込みで、20,000円分のAmazonギフトカードをもらえます。

12カ月間の実質総額の内訳は以下のとおりです。

項目金額(税込)備考
【支出】
契約事務手数料3,850円初回のみ
月額料金(12カ月)63,360円5,280円×12カ月
端末代金の実質負担48,840円月々サポート未適用分
【収入・割引】
Amazonギフトカード-20,000円分GMOとくとくBB特典
【12カ月間の実質総額】96,050円
【実質月額料金】約8,004円

24カ月間の実質総額の内訳は以下のとおりです。

項目金額(税込)備考
【支出】
契約事務手数料3,850円初回のみ
月額料金(24カ月)126,720円5,280円×24カ月
端末代金の実質負担24,420円月々サポート未適用分
【収入・割引】
Amazonギフトカード-20,000円分GMOとくとくBB特典
【24カ月間の実質総額】135,000円
【実質月額料金】約5,625円

36カ月間の実質総額の内訳は以下のとおりです。

項目金額(税込)備考
【支出】
契約事務手数料3,850円初回のみ
月額料金(36カ月)190,080円5,280円×36カ月
端末代金の実質負担0円月々サポートで相殺
【収入・割引】
Amazonギフトカード-20,000円分GMOとくとくBB特典
【36カ月間の実質総額】173,930円
【実質月額料金】約4,831円

48カ月間の実質総額の内訳は以下のとおりです。

項目金額(税込)備考
【支出】
契約事務手数料3,850円初回のみ
月額料金(48カ月)253,440円5,280円×48カ月
端末代金の実質負担0円月々サポートで相殺
【収入・割引】
Amazonギフトカード-20,000円分GMOとくとくBB特典
【48カ月間の実質総額】237,290円
【実質月額料金】約4,944円

20,000円分のAmazonギフト券プレゼント中

ドコモ home 5Gの代理店3社の料金ランキングについては、下の記事をご覧ください。

Rakuten Turboの実質総額の内訳

Rakuten Turboは、48カ月利用で端末代金が実質0円になるキャンペーンが特徴です。
楽天モバイルとのセット利用で強力なポイント還元がありますが、ここでは単体利用を前提とします。
48カ月未満での解約は端末残債の負担が大きくなる傾向にあります。

12カ月間の実質総額の内訳は以下のとおりです。

項目金額(税込)備考
【支出】
契約事務手数料3,300円初回のみ
月額料金(12カ月)58,080円4,840円×12カ月
端末代金の支払い(12カ月)10,404円分割払い分
端末代金の残債31,176円残りの36カ月分
【収入・割引】
キャンペーン割引-10,404円867円×12カ月
通常ポイント還元-528ポイント
【12カ月間の実質総額】92,028円
【実質月額料金】約7,669円

24カ月間の実質総額の内訳は以下のとおりです。

項目金額(税込)備考
【支出】
契約事務手数料3,300円初回のみ
月額料金(24カ月)116,160円4,840円×24カ月
端末代金の支払い(24カ月)20,796円分割払い分
端末代金の残債20,784円残りの24カ月分
【収入・割引】
キャンペーン割引-20,808円867円×24カ月
通常ポイント還元-1,056ポイント
【24カ月間の実質総額】139,176円
【実質月額料金】約5,799円

36カ月間の実質総額の内訳は以下のとおりです。

項目金額(税込)備考
【支出】
契約事務手数料3,300円初回のみ
月額料金(36カ月)174,240円4,840円×36カ月
端末代金の支払い(36カ月)31,188円分割払い分
端末代金の残債10,392円残りの12カ月分
【収入・割引】
キャンペーン割引-31,212円867円×36カ月
通常ポイント還元-1,584ポイント
【36カ月間の実質総額】186,324円
【実質月額料金】約5,176円

36カ月間の実質総額の内訳は以下のとおりです。

項目金額(税込)備考
【支出】
契約事務手数料3,300円初回のみ
月額料金(48カ月)232,320円4,840円×48カ月
端末代金の支払い(48カ月)41,580円分割払い完了
端末代金の残債0円48カ月利用で完了
【収入・割引】
キャンペーン割引-41,616円867円×48カ月
通常ポイント還元-2,112ポイント
【48カ月間の実質総額】233,472円
【実質月額料金】約4,864円

製品代金実質0円キャンペーン中

Rakuten Turboのキャンペーンや料金などについては、下の記事をご覧ください。

【超重要】ホームルーター料金比較で失敗しないための3つのポイント

ホームルーターの料金プランは一見すると複雑で、どこが本当に安いのか分かりにくいものです。
しかし、いくつかの点を押さえるだけで、ご自身にとって費用を抑えられるサービスが見つかります。
料金比較で後悔しないために絶対に確認すべき3つのポイントを、筆者の経験も交えて解説します。

ポイント1:月額料金の安さだけでなく「実質月額料金」で比較する

広告の「月額〇〇円~!」という表示だけで契約を決めるのは避けたほうがいいです。

本当に安いサービスを見極めるには、一定期間利用した場合の「実質総額」を計算し、月数で割った「実質月額料金」で比較することが不可欠です。
この「実質総額」には、月額料金のほか、契約事務手数料などの初期費用、端末代金、各種割引やキャッシュバックをすべて含めて計算します。

例えば、月額料金がA社よりB社の方が安くても、B社は高額な端末代がかかり、キャッシュバックもないため、2年間の実質総額ではA社の方がずっと安くなるケースは珍しくありません。

目先の安さではなく、トータルコストで判断する視点を持つことが大切です。

ポイント2:高額キャッシュバックの「適用条件」と「受取時期」を必ず確認する

「〇万円キャッシュバック!」といった特典は目を引きますが、これには注意が必要です。
多くの場合、受け取るためには複雑な条件やご自身での申請手続き、そして長い待ち時間が決められています。

特に確認すべき点は、「申請方法(自動か手動か)」「申請時期(開通から数カ月後が多い)」「有料オプション加入などの適用条件」です。

筆者の経験上、キャッシュバックを受け取り忘れる最大の原因は「申請手続き忘れ」です。
開通から1年近く経ってから手続きが必要なケースもあり、忘れてしまうと数万円の特典を逃すことになります。

高額なキャッシュバックをもらおうとする時は、ご自身がその手続きを確実に実行できるかどうかも含めて確認しましょう。

ポイント3:契約期間と途中解約時の「端末代金の残債」に注意する

多くのホームルーターでは、端末代金を36回や48回の分割払いにし、月々の割引で相殺することで「端末代金実質0円」を実現しています。
これは、指定された期間を最後まで利用し続けることを前提とした割引です。

もし、この期間の途中でサービスを解約すると、その時点で月々の割引は終了し、端末代金の残りの金額(残債)を一括、または分割で支払う必要が出てきます。

途中解約時の費用イメージ

  • 端末代金の分割払い残額を支払う必要がある
  • 月々適用されていた端末代相当の割引を受けられなくなる

これが、短期解約時の思わぬ高額請求につながります。
ご自身の利用予定期間をある程度想定し、この「端末代金の縛り」が実質的にどれくらいあるのかを必ず確認しましょう。

料金の安さ以外で選ぶ3つのポイント

ホームルーターの料金の安さだけでホームルーターを選ぶと、通信品質やホームルーターと携帯電話料金との合計料金で後悔をする場合があります。

長期的に満足して使うためには、ご自身の状況と照らし合わせ、料金以外の要素も総合的に判断することが不可欠です。
ここでは、後悔しないために確認すべき3つの選択基準を解説します。

ポイント1:携帯電話のキャリアで選ぶ

お使いのスマートフォンと同じキャリアのホームルーターを選ぶと、通信費全体を大幅に節約できる可能性があります。

ドコモ、ソフトバンク(ワイモバイル)、au(UQ mobile)では、スマホとホームルーターをセットで契約すると「セット割」が適用され、毎月のスマホ料金が1台につき1,100円〜1,600円程度永年割引になるためです。

この割引は契約者本人だけでなく、家族のスマホも対象になる場合があり、割引総額はキャッシュバック以上に大きくなることも珍しくありません。
筆者の営業経験上、このセット割を見落としてしまい、結果的に損をしているお客様を多く見てきました。

ホームルーターの料金を比較する際は、まずご自身やご家族が利用しているスマホキャリアを確認し、セット割の対象になるかを優先的に検討することをおすすめします。

ポイント2:サービスエリアで選ぶ

ホームルーター選びで最も重要なのは、ご自宅がサービスの提供エリア内、特に高速な5G対応エリアにあるかです。

ホームルーターは基地局からの電波で通信するため、料金が安くても電波状況が悪ければ速度が低下し、性能を発揮できません。
動画視聴やオンライン会議を快適に行うには、高速な5G対応エリアであることが不可欠です。

契約前には、各社の公式サイトにあるエリアマップでご自身の住所を必ず確認しましょう。
鉄筋コンクリート造のマンションや高層階は電波が届きにくいケースも多いため、特に注意が必要です。

料金プランの比較とあわせて、この提供エリアの確認を徹底することが、失敗しないホームルーター選びのポイントです。

ポイント3:口コミ・評判で選ぶ

利用者の口コミや評判は、公式サイトのスペック表では分からない使い勝手を知る貴重な情報源です。

ホームルーターの通信速度や安定性は、利用地域や時間帯、建物構造など環境要因で大きく変動するため、同じサービスでも「快適」という声と「夜間は遅い」という声が存在します。
X(旧Twitter)や価格.comで「(サービス名)+(地域名)」で検索すると具体的な情報が見つかります。

ただし、口コミには個人の主観も含まれるため、一つの意見を鵜呑みにせず、良い評判と悪い評判の両方を複数確認して総合的に判断することが大切です。
料金やスペック比較に加え、第三者の口コミを参考にすることで、幅広い視点で納得のいくホームルーター選びができます。

WiMAX、SoftBank Air、ドコモ home 5G、Rakuten Turboの口コミ・評判については、下の記事をご覧ください。

ホームルーターの料金に関するよくある質問(Q&A)

ホームルーターの料金プランは複雑で、契約前に様々な疑問が浮かぶことでしょう。
ここでは、多くの方が抱きがちな料金に関する質問とその答えをQ&A形式でまとめました。

ホームルーターの支払い方法には何がありますか?

ほとんどのサービスでクレジットカード払いが基本です。一部では口座振替も選択できますが、その場合キャッシュバックの対象外になったり、手数料が発生したりする場合があります。デビットカードやコンビニ払いに対応するサービスは少ないため、クレジットカードを用意しておくと選択肢が広がり、スムーズに契約を進められます。

一番初期費用が安いホームルーターはどれですか?

初期費用は「契約事務手数料」と「端末代金」で構成されます。多くのサービスで事務手数料は3,300円程度です。そのため、端末代金が購入ではなくレンタル方式のサービスを選ぶと、高額な端末購入費用がかからず初期費用を抑えられます。ただし、レンタルは月額料金が割高になる傾向があるため、長期的な実質総額も考慮して選びましょう。

端末代金が「実質0円」のカラクリは何ですか?

これは、端末の分割支払額と同額の割引を毎月の利用料金から適用することで、最終的に端末代金の負担がなくなる仕組みです。例えば、月々1,500円の端末代に対し、月々の料金から1,500円が割引されるイメージです。ただし、この割引は契約期間を満了することが前提であり、途中で解約すると割引が終了し、残りの端末代金を支払う必要があるため注意が必要です。

引っ越しする場合、料金や手続きはどうなりますか?

引っ越し先でも継続して利用できますが、住所変更の手続きが必ず必要です。手続きは各社の会員ページ(マイページ)などから簡単に行えます。住所変更の手続きをせずに引越し先でホームルーターの電源を入れるとサービスが止まる場合があるので、かならず住所変更の手続きをしましょう。

まとめ|複雑な料金比較は不要!お得な一台を見つけよう

ここまで、主要ホームルーター4社の料金比較、月額料金の安さだけでは見えてこない「本当のコスト」を、利用期間ごとの実質総額実質月額料金で明らかにしました。

本記事の結論として、料金でホームルーターを選ぶ際は、以下の3点を忘れないでください。

  1. 「実質月額料金」で比較する
    全ての費用と特典を含めた総額で判断しましょう。
  2. ご自身の「利用期間」を想定する
    1年で解約する可能性があるのか、2年以上使うのかで、最適な選択は変わります。
  3. キャッシュバックの条件を確認する
    高額な特典ほど、受け取り手続きや条件をしっかり確認することが求められます。

これまで「料金比較が難しい」と感じていた方も、この記事を参考にすれば、自信を持ってご自身に合ったホームルーターを選べるはずです。
筆者としても、長年の業界経験から、この「実質月額料金」で比較する視点が後悔しないための最善策だと確信しています。

今回ご紹介した比較ランキングや料金内訳を参考に、あなたの予算と使い方にぴったりのホームルーターに申し込んで、お得で快適なインターネットライフをスタートさせてください。

翌月に30,000円キャッシュバック

3, 6, 9, 12, 15カ月目の基本料無料